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エクオールで更年期の女性をフォロー

2019年12月11日
薬の瓶と薬のケース

更年期障害は女性ホルモンであるエストロゲンが減少することで起きています。ですので、エストロゲンに代わるものを摂取すれば更年期障害における症状も、改善することが期待できます。

エストロゲンと同じ働きをするものに、大豆イソフラボンがあります。大豆イソフラボンは、納豆や豆腐といった大豆製品に多く含まれており、骨密度の減少を防いだり、コレステロール値が必要以上に上がらなくしたりする働きをします。なお、豆腐や納豆の大豆イソフラボンはそのままの大豆イソフラボンの状態でエストロゲンと似た働きをするのではありません。大豆イソフラボンには、ダイゼイン、グリシテイン、ゲニステインの3つの種類があり、ダイゼインが腸内で腸内細菌によって代謝されるとエクオールという物質になり、エストロゲンのように働くのです。

このエクオールはエストロゲンのような作用がある他に、男性ホルモンである&ロゲンの作用を抑制する、体のさびを作らない抗酸化作用、そして逆にエストロゲンが過剰になりすぎないように抑制する作用、そして悪玉コレステロールの減少があります。その結果、骨密度の減少を抑制、皮膚老化の予防や脂質代謝の改善、悪玉コレステロール減少によるメタボ予防や更年期障害の改善、月経前症候群の緩和などに効果があるのです。男性においても前立腺への作用があります。

ですが、このエクオールは大豆製品を食べた人すべてが、得られるわけではありません。大豆イソフラボンをエクオールに変える腸内細菌を持っているかいないかに関わってきます。だいたい2人に1人の割合でしか作ることができず、食生活の欧米化が一つの要因とされています。ですので、大豆イソフラボンからエクオールに変換する腸内細菌が必要になってくるのです。

ラクトコッカス20-92は、エクオールを産生することのできる乳酸菌です。ラクトコッカス20-92が含まれている乳酸菌を摂取することで、エクオールの産生を促すことができ、更年期障害を和らげることができることがわかってきました。このラクトコッカス20-92は、同じ種類の菌がイタリアのチーズにも含まれており、食用としても使用されている安全なものなのです。

このように、エクオールを産生することで更年期における症状を軽減していくことができます。ですが、エクオールは体内にとどまっていられるのは1日から2日程度です。ですので、毎日補充することが大切なのです。