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シクロプロギノバで複数のホルモンを一気に補充

2020年01月14日
笑顔の女性

シクロプロギノバは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンを含んでいる複合ホルモン剤です。更年期障害においてはエストロゲンの補充が大切になるのですが、エストロゲンだけでは良くなく、一緒にプロゲステロンも補充する必要があるのですが、シクロプロギノバは両方のホルモンが含まれているので、2錠を服用する必要がなく、長期的に行われるホルモン補充療法としても使用されます。そしてシクロプロギノバはバイエル社の製造で、バイエル社のこの製品の場合、エストロゲンの配合量が日本のものよりも多い特徴があります。

更年期障害の治療としてホルモン補充療法がありますが、エストロゲンのみを長期に摂取してしまうと、不正出血を起こしやすくなり、子宮内膜も異常に増殖してしまう危険性があります。ですので、子宮内膜を保護するために、もう一つの女性ホルモンであるプロゲステロンの併用が必要となるのです。

シクロプロギノバと同じように、エストロゲンとプロゲステロンが配合されたものにノルゲストレルがあります。ノルゲストレルも複合ホルモン剤なのですが、エストロゲンの配合量が中くらいであり、よく医療機関で処方されることの多い薬です。中用量のピルとしての位置づけであり、月経困難症、子宮内膜症や卵巣機能不全、機能性子宮出血の治療薬として使用されることがあります。副作用としては吐き気や嘔吐、乳房の張りがありますが、薬を服用して体が慣れてくると徐々に軽快していくことになります。

シクロプロギノバの場合、推奨量があり、1日から21日間服用したら7日間は休薬期間を設ける必要があります。一般的なピルのような使い方であり、1回の推奨量は1錠です。服用する順番がわかるように1日から11日目までは白色、12日から21日までは赤色とわけてあるので、間違えることはありません。なるべく同じ時間帯に服用することがポイントです。

シクロプロギノバは、2つのホルモンが含まれているので更年期の症状も一気に改善できる治療薬ではあるのですが、その分副作用もありますし、使用禁忌となっている人も多いです。妊娠中や授乳中はもちろんですが、エストロゲンに依存していることで起こる乳がんや子宮体癌、子宮筋腫の人は服用できませんし、脂質異常症や高血圧の人も禁忌となっています。

また、片頭痛がある場合も医師に相談をしてからの服用となりますので、シクロポロギノバの効果を十分に発揮するためにも、服用前は自分の体について見直しておくことが大切です。