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更年期障害は生活習慣病のリスクが高まる

2020年05月09日

更年期に差し掛かると女性ホルモンが乱れ始め、やがて更年期障害が起こります。女性ホルモンは、月経を起こしたり、妊娠に関与したりするだけでなく、肌をみずみずしいものにすることや、血管をしなやかな状態に保護する働きをしており、動脈硬化の予防や内臓脂肪を燃焼させるといったことも働きとしてあることから、男性に比べて生活習慣病に早期に罹患することが少ないです。

ですが閉経をして、女性ホルモンの分泌がなくなると途端に脂質異常症や高血圧、糖尿病といった生活習慣になる可能性が高くなるので注意が必要になるのです。特に脂質異常症は血液検査をしないと判明しないことが多いです。

脂質異常症は血液中の総コレステロールや中性脂肪分が多い状態で、血液自体がサラサラではなくどろどろとした状態です。そして高血圧の場合は、血管に圧力が常にかかっている状態を指しています。この2つが体に起きていると、いつの間にか動脈硬化を引き起こし、さらに心筋梗塞や脳梗塞を起こしてしまい、命に関わる状態になってしまうこともあるのです。更年期障害が起きた時点で、定期的に医療機関を受診し早期発見をすることがとても大切になるのです。

なお、動脈硬化はサイレントキラーと言われるほど自覚症状はなく、突然心筋梗塞や脳梗塞を起こしそこで初めて動脈硬化が起きていたということが判明することも多いです。動脈硬化は血管が固くしなやかな状態でなくなるので、血液をうまく送り出すことができずに心臓に負担がかかることがあります。そして血管の内側も弱くなり保護することができないため、狭くなったり詰まりやすくなるので、十分に体の隅々まで栄養を届けることができず組織が正常に働くなったり、血管が詰まったことによって破裂してしまい、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしてしまうのです。

自覚症状がない分、生活に気を付けなくてはならないのですが、実際に痛みなどは全くないので、どう気を付けたらよいのかわからない部分もあり、治療が遅くなるケースも多いです。動脈硬化を起こす可能性があるかどうかは検診を定期的に行うことで判明するので、更年期障害が始まったら医療機関へ定期的に受診をすると良いでしょう。脂質異常症の場合は薬を服用して様子を見ることが多いですし、糖尿病であれば薬と食事療法を行っていくケースが多いです。

動脈硬化にならないためには、生活習慣を見直すとともに、生活習慣病を早期発見し、治療を開始することが大切になるのです。